恋と嘘
」のレビュー

恋と嘘

ムサヲ

興醒め

2022年2月19日
10巻以上の長さをかけてドキドキハラハラ展開してきたストーリーの結末が、なんで「どっちでもいいですよ。好きな方で。」となるのか。
作者が苦しんで生み出してくる「これしかなかった」結末を期待して読んでいた身としては非常に興醒めでした。
選択肢を選んで何度でも遊ぶゲームなら複数エンドもいいと思うんですよ。でも書き物としては最後まで責任もって作者が作り上げたものを表現してほしかった。覚悟を決めて書いてほしかった。
エンタメの一つの選択肢として、商業的にはアリなのかもしれないけれど、少なくとも自分にはナシでした。
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