この画風と今風なエロ描写のギャップが最高

だいぶ前に電子版を購入済で久しぶりに紙の本を読み返しレビューを忘れていたことに気付いて慌てて書いています。

まず某イラストサイトで宣伝ページの表紙絵を見て一目惚れしました。

この"画風"で、こんな"エロい顔"しちゃうの…？！
という衝撃は今でも覚えています。そのあとストレートなタイトルを見て二度目の衝撃。

この画風での今風なエロ描写、おそらく私の商業BL史上初めてだと思います。
そもそも系統の違うこの2つが調和できることに驚きました。鹿島先生ならではの作風です。

表紙に留まらず本編のエロエロな宗形さんにも目が釘付けになります。控えめなハート喘ぎも散りばめられています。ありがてえ。助かりました。
宗形さんの仕事とプライベートのギャップが、絵柄とエロ描写のギャップにも顕れている気がします。

トオルくんの純真ワンコ系年下攻めも大好物でした。
エロエロMな宗形さんに影響されて潜在的Sな一面も見せてくれます。
可愛いワンコがエロシーンでは狼になってくれるの(宗形さんが)嬉しくないわけがない。

つまりギャップ萌の塊のような作品です。

誰もが認める男前が攻めによってトロトロにされてるのが好きな人、可愛い年下攻めが男前でデカい受けをトロトロにするのが好きな人、オススメします。

※宗形さんの過去の性事情等が苦手な人はいるかもしれません。トオルくんが初めての相手ではないので、そこだけご注意。