実は私が本物だった
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実は私が本物だった

yuun/March

待ってました!!!

ネタバレ
2022年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ やっと読めたーーーー(泣)
読んでる間ずっとずっと胸が痛かった。
巻き戻り前のキイラの健気さが辛い。尊敬してる父親からの愛情が欲しくて、認めてもらいたくて頑張ってたけど…そんな彼女の良い部分が全部空回りして厳しくて冷たくてプライドの高い人物として受け止められて悪い方向に向かってる中でのコゼット登場。
コゼットの狡猾でしたたかなやり口に周りがすっかり騙されてキイラは父親にも見捨てられて処刑。
初っ端から胸くそ展開で、そこから過去へ戻って新たなスタート。
巻き戻り後のキイラはなんだか憑き物がすっかりとれて本来の魅力全開で、過去にギクシャクした周囲の人と新しい良い関係を築き始めれて良かった。
副団長は過去でもキイラが処刑されるギリギリまで助けようとしてくれてて、今後コゼットが現れてもキイラにとって安心できる強い味方になってくれそう。団員含め。(歓迎会のキイラがとても可愛かった)
弟も変わらず懐いてるし、やっぱりキイラは根っからの良い子なんだと思うからどうか周りにたくさん味方を作って幸せになって欲しい。
キイラの父親も巻き戻り直後に見た夢でかなり胸を痛めてたし、その後の変わったキイラに戸惑いつつも気にかけてる感じ。
巻き戻り時の金髪碧眼の人物も気になるし、そもそも過去のコゼットがどうやって力を発揮したのかや、何にしても天敵コゼットの再登場もまだないし、早く次巻が読みたいです。
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