恋きらり、陰するり
」のレビュー

恋きらり、陰するり

しっけ

攻めの行動と心境に共感できず

ネタバレ
2022年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ しっけ先生の作品、好きで全て読んでいるのですが。本作だけはハマらなかったです。個人的に、えっ?となる場面が多かったです。結構印象的だったのは、酔ってる傷心受けが居候先のノンケ攻めに、自分のことを別れた奥さんだと思ってとお願いして一方的に慰め合おうとする場面。その時攻めが大事なお客さんだしどう断ればと一瞬考えるんだけど、そこ?って思ってしまって。お客さんとかで悩む以前に、ノンケなんだしその辺の葛藤は?と思ったけど、完全にスルーでした。しかも大して拒否もせず、あっさり最後まで。まだ惹かれてない時点でこの展開はちょっと…。ここでは拒否する態度を見せて、引かれていく過程をもっとしっかり描いて欲しかったなって思いました。その他にも攻めの突発的な行動や心境に共感できない部分が多くて好きになれませんでした。あと、他の方もレビューで書かれてますが、受けもなかなかの非常識な甘え気質なので、読んでてちょっと不快な気持ちになりました。

購入してからだいぶ経ってからのレビューでした。そのために久々に読み返したけど、今後また読み返したいとは思えないかな。
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