このレビューはネタバレを含みます▼
まだ一冊分のストーリーしか読んでないのにすごく読み応えを感じられる作品です。
タイトルに娼館とついてるので大人シーン満載なのかと警戒しつつも試し読みで面白そうと感じたので購入。
娼館の住み込みというだけでそっち系ではなくホッとしました。安心して読めます！
シャロンとトラヴィスのやり取りが微笑ましくも可笑しくて好きです。
シャロンは10年ほど前に一度だけ挨拶を交わした際にすでに一目惚れしてたけども、生まれる前から決められていた王妃になるという使命を全うするためその気持ちは即座に封印。トラヴィスはどうなんだろ？拉致されたと聞いた時の驚き方はリアクション大きかったけど単純に驚いたって感じっぽいし、その後娼館での勉強会に参加したあたりではもう好感持ってそうな感じなので多分お互い好いてるけどもまだ片側通行で噛み合ってない様子なのかな。
その2人に挟まれるグレイが不憫で大好きです(笑)
トラヴィスの言動にデレそうになるのをグレイを使って中和しようとするシャロンと、それを見てジェラるトラヴィス。そして板挟みのせいで常に青ざめて焦っている無口なグレイ。
この三角関係がとても好きです。
何にせよ、シャロンは弱々しく受け身な女性ではなくとてもしっかりした芯の強い頭の回転も早いタイプで今後の活躍が楽しみです。
まだ1巻目だけなのに本当に読み応えあり！おすすめです。
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