このレビューはネタバレを含みます▼
10年前に事故で突然最愛の妻貴恵を亡くした夫圭介と娘のマイ。ある日ドアを開けたら小学生になった妻が戻ってきた…というストーリー。圭介とマイは貴恵が亡くなってからずーっとくら〜い日々を過ごしてたけど、この現物はマリカちゃんだけど中身貴恵の小学生妻とまた失った時間を取り戻し楽しい日々に。もちろんマリカは小学生だし母親はいて家庭は複雑、さらには圭介に想いを寄せる若い部下の守谷さんが出てきたりなかなか今までみたいにはいかないのがね。当たり前だけど。確かに信じられないけど、こんな奇跡あったら嬉しいよね。特に圭介は貴恵を本当に愛してるから見た目が小学生であってもまた共に生きたいと思うのは本当良く分かる。まだ完結してないけど、なぜ貴恵がここに戻ってきたのかハッキリしてないし今後どうなるのか本当気になる。貴恵の気持ちもすごい分かる。だって小学生と50近いオッサンではね、このまま消えて夫には別の幸せを〜とか色々悩むとこは読んでて考えさせられてしまう。そして守谷さんはないわー。確かに圭介が好きで奥さん亡くした彼を純粋に支えたいのはわかるけど告って断られて自分がしつこくその理由を聞いてきたくせに、あげく自分が納得いかなかったからといって貴恵(現物は小学生マリカ)をわざわざ呼び出してあんなこと言うってないわーこの女。気持ち的に言いたくなるのも分かるけど実際にやってしまう時点でこんな根性と忍耐足らずでどの口が「待ちます」とか言う?貴恵はもし自分がいなければ圭介は守谷を好きになったかも?圭介にも良かったかも?って悩むけどそれは結局タラレバだから気にしなくていいわよって思う。もし彼女が静かに身をひくなら応援したかったがこんな女イヤや。もし最後圭介が守谷と一緒になることがあったらちょっと引くわ。頼むから圭介にもし次あてがうなら別な女にしてくれw マリカはまだ小学生でお母さんはこの状況を理解してくれる人ではあるけどやっぱり娘だし複雑。なかなか難しい話ではあるけど、せっかくあったらいいなな奇跡が起きたのだから私はこの作品は出来ればポジティブなストーリーであってほしい。