このレビューはネタバレを含みます▼
「ただしイケメンに限る」タイプの主人公です。もともと愛想がなくて他の召使に邪険にされてたところをヒーロー(屋敷の主)に助け出された主人公。主人公はヒーローを「優しくて誇れるご主人様」と評しているが、まともな主人は侍女に手は出さないでしょ……。権力を盾に、メイドが断れないのをいいことに主人公にキスやハグをしてくる時点でヒーローもコックも一緒。単純に主人公が「コックは嫌だけどご主人様ならOK」って線引きしてるだけなんだけど、そこをもっと文章でコックとヒーローは違うよって説明してくれないから、「この主人公顔で男選んでるわー」としか思いませんでした。そして気持ちも伝えず理由も告げず手だけ出してくるヒーローもちょっと自分だけ盛り上がって喜んでて自分勝手すぎて好感持てませんでした。