この毒が廻る頃には
」のレビュー

この毒が廻る頃には

左藤さなゆき

執着、溺愛って最高

ネタバレ
2022年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の作品は何作か読ませてもらっていて、執着溺愛の作品が多いように思いますが、それが自分の好みにグサグサ刺さりまくりです。
いつも素敵で感謝してます…泣
そして今回も執着溺愛は健在です。
ハッピーエンドでした。よかった…。

弟(攻)× 兄(受)という設定でした(再婚連れ子の兄弟)
くっつく前から、距離感バグが発生していて(めっちゃいい)父母も、幼馴染だったか?近所の弟の同級生くんと妹さんもまたやってるよみたいな感じで、通常時からお互いくっついてる感じが兄弟ならではの溺愛でにんまりしました。
弟くんの激重感情も素敵でした。弟くん自体がミステリアスな感じであまり感情が表に出てこないのであくまで読み手側として想像しながら読んでました。
もしかしたら思ってそうだけど笑、兄を閉じ込めたいとか他の人が関わるのを遮断したいみたいな、一方的な縛りをかせる感じではなく、気持ち悪いと思うならやめるねって言える余裕がすごい。
結局兄から向かってこれるように考えてたのかな?とか考察も楽しかったけど、もう少し弟くんサイドの気持ちの描写も読んでみたかった感はありました。

お兄さんはめっちゃ可愛かったですね、先生の描かれる受けくんの美人で儚さ、可愛さもあっていつも最高です。

全体的に設定も内容も面白かったんですが、ちょっと所々早足感があったり、感情とか入り込みにくい感じがあったので★4つにさせていただきました。
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