ハネモノ 単行本版
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ハネモノ 単行本版

大林あきら

なかなかの

ネタバレ
2022年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ めっちゃ重たいストーリー。これは正解がない。おそらく読み手によって好き嫌いは別として共感できる人と出来ない人パックリ割れる。子宮摘出で子供が産めなくなり、夫が浮気して相手に子供ができて離婚された主人公と、一回り上の過去に妻子を失った絵画教室の先生の物語。私はやっぱり共感は出来なかった。なぜなら子供がいるから。でも共感できないからといってこの2人が間違えてるとも思わないし過去を乗り越え、自分の足りない部分を認めて2人で進むことを選んだのであれば幸せなことだなとは思った。この漫画はそういうタイプではないけど、後半に主人公の元夫が浮気相手と再婚して子供と幸せそうにいる姿を偶然でも見せたのはなんかいただけなかった。もちろん現実その辺を主人公は乗り越えなければとは思うけどこの元夫はさっぱり辛くないんだなと思って。浮気して子供作って自分の逃げ場を作ってから離婚してて別れる事にも躊躇なかったんだろうなと思ったら腹が立った。きちんと離婚したあと新たに出会った人と…なら文句ないのに。私は性格悪いのでのちに再婚相手の妻とかに浮気されればよいのにwとか思ってしまった笑 とりあえず最後はハピエンで良かった。そして最後の4巻はみなさんの助言通り番外編でつまらなそうなので買いませんでしたw
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