ステラリウム
」のレビュー

ステラリウム

青井秋

全てを受け入れられる刻の重さ。

2022年3月4日
人生は最上の出逢いをもたらすも、時に残酷。永遠に続くものなどなくて、だからこそ美しく輝く。
輝かなくていい!消え失せないでほしい。愛する人々を天国に送り出すだけの私の、露な叫びです。
残された者の辛さ悲しみがなまじ解るだけに、失った虚無の空間をさ迷う工場の主任さんの想いが重なり、まるで鏡の中の自分を眺めているようでした。
青井秋先生の独特な世界観。毎回、母の手のように癒やされます。そう、まるで羊水の中を揺蕩っているように。
私が好きなのは、最後のお話。眠り続ける時間差を利用して、神様も粋なことをなされる。

Aー//様。ph水は化粧水に利用しています。母なる海、父なる宇宙。その子供らとしては、しっかりと生きねばなりませんね。私めは年だけが高いのみで、中身は10代と言い切れます。
これからも、私の大切なレビューアー様方、年齢関係なく宜しくお願いします。
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