このレビューはネタバレを含みます▼
拝み屋として働く陸海。そんな彼に古久喜家当主・温に憑く300年物の憑き物落とし依頼が舞い込みます。飄々として見える温は自分の意思では死ねず、飼い殺し状態。そして18になると化け物の子を孕まされる宿命。人生ハード過ぎな温。
渋々依頼を引き受ける陸海の方も辛い過去あり。変わった除霊を施しながら、最初はギスギス→ある意味似た者同士でお互い抱えるものを知り距離を縮めます。最初はイマイチ話に乗れず、読み進めていくと本当の二人が分かり、最後はうやむやな所もありながら意外な結末でした。
しかし憑き物と融合した温は問題ないのか。含みのあった越阪部はどうなったのか。正直期待した呪術ものとかホラーな感じはなく……さらっと読了。イラストも好みではありませんでした。
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