花にくちづけ
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花にくちづけ

阿部あかね

健気な花ちゃん、可愛いすぎる!

2022年3月8日
阿部あかね先生の「猫、愛を知る」のフォロー様レビューからスピンオフ元の作品「月と太陽」に辿りつき、試しに読んだら、阿部あかね沼にズブズブはまり…「華と楽」を読んで、そのままの勢いで「花のくちづけ」まで読みました!
フォロー様が出版の順番は「花にくちづけ」が先だけど「月と太陽」シリーズから読んでも大丈夫とおっしゃってた通り、出版順からは逆流しちゃったけど全く問題なし◎


「月と太陽」の時から思っていたけど、花ちゃんめっちゃ良い子ですよね。そしていっちゃん大好きっ子!もうこの作品は花ちゃんの健気さ、可愛らしさが溢れてます。
高三冬の大事変でゲイをカミングアウトして、いっちゃんの童貞を奪った花ちゃん。緊張で震えながら「いっちゃんでもこんなになるんやで」と局部を見せながらいうけど、本当はいっちゃんでも、じゃなくていっちゃんだからこそ、こんな風になるなっちゃうのに。。精いっぱい強がって、この行為はただの遊びなんだと偽る花ちゃんが本当に健気で泣きそうになった。
高三の別れから、三年後いっちゃんとの再会でストーリーは展開していきます。心の葛藤や覚悟、人を愛することとは等、さまざまな思いが交錯していきます。いっちゃんはナヨナヨキャラかと思っていたけど怒鳴ったり、強引なところもあって花ちゃんにぐいぐいいくのが男らしかった。最後の方はむっつりエロメガネになってましたけどね…曇り止め必要www。
ハナマルコンビのマルちゃんが言っていた「身近に理解してくれる人がおるだけで世の中がピンク色に見えるねん。世界変わるわ、ほんま」
はぁ〜めっちゃええ言葉!


花ちゃんといっちゃんの世界はピンク色になってますね!2人のイチャイチャ最高でした!
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