このレビューはネタバレを含みます▼
ひいじいさんは32、祖父は30、父は35と直系男子が短命におわる榊家の明彦は27才になり、その原因となる呪いの正体を調べるために本家に帰って過去と現在を行き来するという、ファンタジー要素がありつつ、ちゃんと怖いお話でした。いとこの蓮や過去で出会った栄太郎との間にBLなところがありますが、謎解きやホラーが主かなと思います。エロは事前事後みたいなのでした。栄太郎のその後のお話を読みたいです。宮本先生の作品を少しずつ購入しています。独特のもの悲しいような切なさのあるお話を描かれる作者様だと思います。
1巻 2009年2月 総179ページ 2卷 2010年2月 総227ページ 修正=見えない構図