安定の両片想い





2022年3月11日
丹下先生といえば恋イン。恋インといえば両片想いですよね!誤解が誤解を生む両片想いが切なくてたまらない丹下ワールド、この作品でも読めます!設定こそセクピスやオメガバースなどのヒエラルキーのある世界とほぼ同一ではありますが、一巻ではそこまで深掘りされることもなく、恋インのようにただただ上流階級の登場人物を拝めます。この突拍子もないエグゼクティブワールドも、丹下作品の魅力の一つですね。さて、物語は幼い頃に婚約(ペアリング)していた二人が、それぞれお互いに振られたと思い込んでいるために、様々な誤解や勘違いで自分が傷付いたり相手を傷付けたりしながらも「やっぱり好き🖤」となってしまう様子をニマニマと楽しむことができます。読者にだけはわかるお互いの好意や我慢が楽しくてしかたありません。同時に誤解という切なさで胸がキュンキュン痛みます。いや、指切りの意味は誰か教えといたれよ!一晩眠らずに待ってたみつくんが可哀想すぎるやろ!でも、お陰でようやく誤解が解けたあとの初エッチ(合意交配)はめちゃめちゃ盛り上がりましたね😺みつくんがエロすぎる…。初めてなのにあんなの入る??というのは、やはり相性の良さなのか。最後外に出すというましゅの優しさ。中だったらそれはそれでみつくんが大変なことになるというのがわかる描き下ろし。ごちそうさまでした。この世界観で続くのでしょうか?同様バースにありがちなフェロモンや発情期設定が見られなかったし、まだまだ出てきてない設定もありそうです。ペディグリーとエンシェントジャパン、いずれも長期連載を感じさせるのですが、恋インもあるしどうなのか。続報を待ちたいと思います。

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