気難しい王子に捧げる寓話
」のレビュー

気難しい王子に捧げる寓話

小中大豆/笠井あゆみ

電子で発売されたので速攻で購入しました

ネタバレ
2022年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小中先生の作品はいくつか読みましたが、今作が一番好きな話でした。
我儘で傲慢な王子が過去現在未来を見せられて、真実を知った後に生まれ変わったかのように、未来を変えようとするのと、野心と復讐のために王子を利用しようとしてた攻が段々と様変わりしていく受に焦り、身近にいる人に嫉妬していくのが爽快でニヤニヤしました。
序盤のふたりの立ち位置が、中盤から逆転して行く様も面白いです。
受の側近のキャラクターもとても良いので、彼のスピンオフがあれば嬉しいですね。
転生ものではありませんが、そういう題材が好きな方も楽しめると思います。
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