猫、愛を知る
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猫、愛を知る

阿部あかね

クソキノコ生まれ変わる!!

ネタバレ
2022年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ最新作、ついにクソキノコの巻!
あのブラコン性悪腹黒、どんな相手なら対峙できるの?とワクワク。
登場したのは中村の四男、詩郎。
最初は標準語でインテリ!やったのが、ある場面境にガラッと変貌。脱いだらバッキバキ。
「圧倒的雄味」!!字面だけで滾るわ。
それでいて分別もあって、将太のあしらい方もいい。
清濁合わせ飲む感じ。
いや〜あかね先生、わたしのツボにくるキャラクター生み出すのお得意ですよね!
笑える箇所もたくさんあって、ホラー告白シーンとか、史上最強告白シーンに君臨ですよ!

今まで欲に塗れて好き放題してきたクソキノコが、初めて恋して、でもなかなか手に入らず、改心して「しろー、しろー」と懐く猫になったのはよかった。
詩郎もそんな将太の変化と猫っぷりに絆され、最後まで分別と葛藤してたけど…

人生リセットした者同士のこれから先をもっと読みたい!
ちらっと出てきた将大と椿も!かさばってもいいから椿を下さい!(笑)花といっくんも!
このシリーズあと10巻出ても確実に買いますから!!
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