思っていたのとかなり違っていました





2022年3月17日
爪先に光路図が思いのほか良かったのでこちらも読んでみましたがこれはちょっと期待はずれでした。表題作は異形の生き物と人が友情を育むお話で良かったですが他にも短編がいくつか収録されていてどれも短く深まらず、圧倒的な植物の画力が魅力的だと思っていたのですがこちらではちょっとそれがキツすぎて暗い感じを受けました。童話というほどほのぼのもしておらず、読み終わって明るい気持ちになりませんでした。花の化身?の男の子にキスされる遠いカットが唯一のBL的エロス要素で、恋愛っぽいものもほとんど感じられず残念でした。

いいねしたユーザ5人