このレビューはネタバレを含みます▼
マタラの戦士・サウロ×コルス国の第二王子・アラン。兄弟唯一の愛人の子で気ままに過ごしてきたアランは、野心家の母が兄弟達の命を狙っていることを知り亡命を決意。地下牢に囚われていたサウロに協力を頼み、条件として誓いを立てる(抱かれる)ことに。国を出てマタラを目指す中で、条件としての婚約に本物の想いが芽生えていくキュン展開。屈強な褐色戦士と白い肌の王子様の並びがいい!戸惑いつつも惹かれていくアランが無骨なサウロに愛されまくるのが最高でした。マタラの村もあったかくてほっこり。とにかくサウロがアランを溺愛して、アランがそれに蕩かされていくのがたまらない!総258Pとボリュームもたっぷりで読み応えありました。アランが兄弟と離れてしまったのが寂しかったので、希望のある終わり方でよかった。