王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。そちらもどうぞお幸せに。(コミック)
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王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。そちらもどうぞお幸せに。(コミック)

コロポテ/糸加

登場人物に魅力はないが、続きは気になる。

ネタバレ
2022年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ トゥルク王国の若き王『アレキサンデル』と婚約し、聖女候補として、公爵令嬢として、13歳から厳しい修行と勉強に励んでいた『エルヴィラ』。

聖女だけが咲かすことの出来る「乙女の百合」を、やっとの思いで咲かせることに成功した途端、突然、アレキサンデル王から婚約破棄を言い渡されます。しかも、エルヴィラの咲かせた乙女の百合は偽物で、エルヴィラは偽の聖女だと…!
アレキサンデル王は男爵の娘(元々は平民)の『ナタリア』こそが聖女で、ナタリアと婚約すると宣言🙄😓 一応、エルヴィラの今までの国への貢献を認め、これからはナタリアの補佐として、トゥルク王国に居ることは認める……と言われるが、エルヴィラはこれを拒否。
そこで、ゾマー帝国の『ルードルフ皇太子』がエルヴィラの助けに入る……というお話です。

なんだろう…アレキサンデル王とナタリアが浅はか過ぎて、読んでいてとても呆れてしまう。大神官やずるい貴族にとっては、自分達の都合のいいように操れちゃうから、とてもいいカモなんだろうなぁ。

でも、そんなアレキサンデル王とナタリアに騙されたエルヴィラは可哀想……とは私は思えなくて。
エルヴィラは、自分がすべき事や目標とか国や国民の事には一生懸命だったけど、アレキサンデルとしっかり向き合わなかった結果がこれだったんじゃないか…?エルヴィラには、聖女としてのこれからの振る舞いに期待したい所です…。

エルヴィラの助けに入ったルードルフも…エルヴィラが婚約破棄された途端に自分の気持ちを伝えるけど、ずっと好きだった…という割には、ずっと今まで見てただけでしょ…?と感じてしまったのは私だけだろうか😩 まぁ、他所の国王の婚約者に手を出したらそれこそ国同士の争いになっちゃいそうだから出来ないけど…でも、エルヴィラの悲しい表情に気付いたなら、声掛ける位出来るだろうに…。

あんまり登場人物に魅力は感じられませんが、でもこんなにレビューを書いてるって事は…実はわたし、気になってるって事でしょうか…?😁💦

まぁどちらにしろ、アレキサンデル王とナタリアがこの先どうなって行くのかが気になるので、続きは読もうと思います笑
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