渇愛のエロス ~嘘つきギャンブラー~
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渇愛のエロス ~嘘つきギャンブラー~

水田ゆき

胸が痛い…

ネタバレ
2022年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 淳クンの薄幸を通り越した不幸の連鎖に、読み進めるのが辛かったです😌
世の中、上手く行かない人が殆どでしょうが、中でも「どうして、この人ばかり不幸を背負ってしまうんだろう?」という人、確かにいます。
で、こちらの淳クンは…美し過ぎる容姿に、性格までが清い。だからこそ、世の中から外れて疎まれる…の連鎖。そこに家庭の問題まで。
淳クンの性格が、その容姿を元手にチャラく立ち回れるモノだったら、やはり違った物語なワケで、そうだったら私が読んでいないかな💦
で、國邑サン。ちょっと最初から悪意を剥き出しで「こんな大人いる?」と、引いてしまいました。いくら事情があっても、初対面で相手の話もロクに聞かないどころか、淳クンの言葉を遮ってまでの不遜な言動に腹が立ってしまった😠
私、わりとキャラを嫌うことないのですが…。なんだろう?すごく國邑サンが嫌いになってしまって、この嫌いな気持ちが尾を引いて、せっかくのラブなエンドで淳クンの笑顔が良かったのに、最後まで「こんな性格が極悪なヤツ、いつか淳クンが捨てられそう⁉」って、國邑への(嫌い過ぎて呼び捨て、スミマセン)不信感から誤読感が悪かったです💦
こんな嫌な攻め、そんなに性格が変わるか⁉って感想もあるのですが、そこは作者サマのストーリーの設定と淳クンのキャラへのオマケもあっての★4.5です。
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