このレビューはネタバレを含みます▼
両親と髪も目の色も似ていないという理由で、実の父親から｢母親の不義で出来た子｣とされ、娘と認められない『シェリル』。表向きにはハルフウェート侯爵の娘とされていますが、実際は使用人以下の酷い扱いを受けていました。
『グレイグセノーデル辺境伯』は、シェリルの妹の『リリア』に一目惚れをし求婚。求婚は受け入れられますが、実際にグレイグの元にやって来たのはシェリルで、グレイグは混乱。やっと自分にも幸せな生活が出来ると喜んでいたシェリルに対し、会話もせず、会おうともしません。
グレイグは離婚しようとしますが、離婚出来るのは1年後で…。その1年を一緒に過ごすうちに、グレイグのシェリルに対する気持ちが変わっていき…というお話です。
｢どのような方でも、リリアではなく私を選んでくれたのだから、誠心誠意妻として支えたい｣と、ずっとブレずにその気持ちを持ち続けたシェリルは立派です！
逆に、グレイグ…30歳でリリアに対し遅い初恋をし、でもそれが実らず心に傷を負ってしまったグレイグ…。シェリルの嘘の悪い噂を信じて、現実を見れていないグレイグ…😩😓 なんかガッカリします。まぁ、その後変わって行くんですけど…。
グレイグの使用人達はとても素敵な人達で、そこには救われます。
ストーリーはいいのですが(続きも気になるし)、絵が…ちょっと私の好みではなく…グレイグが格好良くない、素敵ではない…シェリルも美人に見えなくて😌そこが気になりつつ読んでいると、シェリルやグレイグの会話も薄っぺらく聞こえてしまって😔そこがガッカリでした😩
…と言いつつ、続きは気になるので新刊は買います😶
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