このレビューはネタバレを含みます▼
「ここはやさしい庭」に引き続きこちらも購入！こちらは明るく、コメディ要素がたっぷり入っていて、かわいいの詰め合わせましたみたいな感じです笑。めっちゃよかったですー！読後幸せいっぱいになれます。 自然と共存し、文明とは離れた生活を送っているルター族は、身体能力、知能、美貌が優れているだけあって、最初カルタカ見た時一瞬で心奪われました。美しい！なのにテレビや車、スマホを見たことないからギャーギャー言ったり(テルマエ・ロマエが一瞬頭をよぎりました笑)、デカい図体で怖いと呟いたり、日本語がかわいいったらなくて、もう私も骨抜きにされちゃいました笑。あれはね、稜一郎が好きになるのは仕方がない！自分にだけ懐いて甘えてくれるんだもん。稜一郎もカルタカも魂が美しく、お互い惹かれ合う描写も本当に丁寧で、キスのところとかもうジタバタするくらい萌えました。1巻は出逢って恋人になるまで、2巻は結婚を認めてもらうまでの試練(異国間ならではの障壁)が描かれていて、稜一郎が覚悟を持ってどんどん逞しくなっていくと共に、芯の強さと清い心で真っ直ぐ向かっていく姿がとてもかっこいいです。もうホントずっと見ていたいカプ。伝統は守りながらも、個人の自由が保障され、こんな風にお互いの国の良いところを取り入れて、認め合って、大切にし合っていくことが大事だなと改めて感じたステキな作品でした。
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