このレビューはネタバレを含みます▼
色彩豊かで、ティアのドレスが美しく、登場人物の表情が丁寧に描かれていて、コマが移動するたびにまるでアニメを観ているような錯覚!感動!!
ストーリーも時間逆行&転生というよくあるあらすじだけど、人間の憎愛がスパイスになっていて、楽しめる!
1巻は配色も仄暗い色合いでちょっと気分も落ちます。内容もショッキング。2巻〜は綺麗な配色で美しい!ティアの心の色を表しているのかもしれないな。
神が言う、なにかの歪みで関わる多くの人達の人生が捻れてしまったせいで、ルブも歪んでしまって極悪非道なアホになってしまっんだよ。だから逆行後のルブとは別物だと思えば、受け入れられる。。んなーわけナイ!!(笑)
(太陽の没落を読んでの追記)
ルブが最期にティアを想い会話をしたいと望んだ。他にも「これは僕が望んだことなのか?こんな結末は望んでいなかった。」と思っているのでルブ自身も歪みの影響を受けていたんだな。そんで黒幕による毒のせいで狂ってた。ルブはティアへの嫉妬心や自身を卑下する気持ちからティアを疎んでいた。 互いに本心を隠す訓練を受け、互いに相手は自分を疎んでいると思い込んだ。美優のことはティア処刑前から溺愛しておらず、処刑後は役立たずだと思っている描写がある。最初から皇后はティアしかいないし、跡継ぎもティアが産む子のみとちゃんと理解していた。ティア父を処刑したと嘘をついたように、ティアを傷つけることに全力でした。僕を置いて皇宮を去るなら殺してもいいねっていう発想で処刑した時も躊躇っている描写がある。そんな闇落ちしてるルブが好きになりました。