この異世界で、運命と番う~獣人αは優しいケダモノ~
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この異世界で、運命と番う~獣人αは優しいケダモノ~

キサラ

わくわくします。

ネタバレ
2022年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ キサラ先生、初オメガバース作品。まず、表紙が綺麗です。ギャグもほとんどありません。
常のバース物と思いきや、異世界から「番」を見つけ出し自分の世界に連れて来るという発想。えらい迷惑。でも、キサラ先生の描く主人公は、これでもかってくらい不幸の固まりみたいな子ばかりなので、異世界に連れて来られて良かったァ~、チャンチャン。と終わっては物語は続かない。先生の作品の好きなところは、悲しい境遇の主人公が必ず幸せになれる、なってくれるところ。ですが今回は、今までとは異なるオメガ物。必ず後継ぎを産まねばならないという大きな負担が主人公にかかります。ようやく安定してホッと一息ついたのですから、もう不幸にしないでと願うばかり。パートナーに溺愛され、「精霊の愛し子」にもなったのですから、乗り越えられる予感はありますけれど、、、。
今回は面白い効果音出まくりの、やりまくりは少ないようですが、これも又、何十話と続くのかと思えば、がま口と私の口が、怖いくらいに開きッぱなしです。
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