恋の足音が聞こえる
」のレビュー

恋の足音が聞こえる

野萩あき

『好き』は恐くて、切ない

ネタバレ
2022年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに読み返しました。
以前もいいなぁと思いましたが、あれ、年取ったからです?
…だいぶ泣きそうにw
長年の片想い一ゲイとノンケ一
いや、ノンケとノンケだったのでしょうね。
これが性癖なんですわ、たまりません。
何よりそばに居続ける、を優先した結果なんですけど、なかなかに切ないですよね。
それだけじゃ無い。かたや、大切なんだから、一歩踏み出そうと思うくらいには離れがたい存在。ノンケの一歩は尊いです。
どちらの決意や気持ちも、分かりみが過ぎる。
そして、触り合いっこから行為へ。。
いや、泣きそうでした。
繋がれるならばどちらでも…ああ、これですこれなんです。
この相手への気持ち、想いこそがリバなんです。
うう…最後は体だけでなく、心も受け入れられて報われた攻。
この一冊、本当に尊いです。
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