このレビューはネタバレを含みます▼
出逢ってしまったベンとジェイムス。2人の心の動きが細かく描写されていて、当事者としてそばで見ているような気になります。一個人としての気持ち、相手を恋する気持ちから愛する気持ちへ。王位継承権を持つものとしての葛藤など…。読み応えありです。嵐のようにやってきた2人の恋と心の行方。ベンにはベンの。ジェイムスにはジェイムスの譲れない、譲りたくないモノがあるわけですが、どうやって、寄り添っていくのか。是非、読んでいただきたいです。yoco先生のイラストも素敵な雰囲気です。インディゴとゼインに幸あれ!勇気とは何かって言われているような気がします。