逆行した悪役令嬢は、なぜか魔力を失ったので深窓の令嬢になります
蒼伊/RAHWIA
このレビューはネタバレを含みます▼
ラノベを買ったのは本作が初めてです。元々、コミカライズされていたのを購入していたのですが、続きが気になりすぎて4冊同時購入しました。感想は『買ってよかった』の一言に尽きます。内容は悪役令嬢がもう一度人生をやり直すと言う言わば『あるある』なお話です。ですが、その中でも現代から来た転生者の葛藤、想い、覚悟。悪役令嬢本人の反省、意志、覚悟などなど。今までとは違った『悪役令嬢もの』だと感じました。
後半になるにつれと殿下、悪役令嬢、聖女などの主要キャラの過去や転生前のお話などなどの伏線回収が怒涛の勢いで書かれてます。私は元々コミカライズされている転生ものの悪役令嬢の作品を読んでいたのですが、斬新な設定と伏線回収の上手さ、キャラの生い立ちなど細かく書かれているためサクサク読めながらもしっかり感情移入できました。
ちなみに3巻目と4巻目は特に涙待ったなしの展開です。
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