このレビューはネタバレを含みます▼
■キャラクターの細かいところにも背景が見える、すごい。浩然は、夏でも長袖だし、首まで隠れる服を常に着ている。箸の持ち方が正しくない。少しだけ出る回想も悲惨すぎる。少年の浩然はあばらが浮くほどガリガリで。客に白いゲ◯吐く為に、伸び切ったうどんを食べてた…。そりゃうどんがトラウマになるわ。
変な笑い方も、感情を殺して生きてきたからかな〜ってなると、うう…と締め付けられる。
■お菓子のオマケを嬉しそうに大切そうにしている、しかも身に付けている千紘がいじらしくて泣ける、、、。ストーリー重視だけど、しっかりえろい2人のシーン、ほんとに「慰め」合うって感じでまたえろい。
■そして、最後の話の、浩然の「すごく楽しい」「もうこれ以上ない」からのラストにかける展開、ううう泣。ほんと、間とか挟まれるシーンとか、映画のようで。千紘の「……そっか」「そっかぁ」の2回目で泣いた。森のくまさん聞きながら泣くとは思わないじゃない…。ああ幸せになって。