このレビューはネタバレを含みます▼
2人が思いを伝え合うシーンの言葉が素敵でした。相手の全存在を肯定する言葉だと思います。普通の生い立ちでも十分に心に響く言葉ですが、親に誕生を祝福してもらえなかった二人で交わされるので一層重みがあります。あの言葉だからこそ「ハッピー」と銘打つに相応しい作品になったと感じました(あくまで個人の感想です。言葉重視派です)。ストーリーに真新しさがあるとは言えませんが、その言葉と金田くんのキャラクターに釣られて☆5です。
ちなみに「オメガバース」の「バース」がuniverseなのは承知していますが、この作品に限っては、題名で間に「・」もあるので「birth」も密かに掛けたんじゃないのかなと勝手に妄想しています。