九尾狐家妃譚~仔猫の褥~【単行本版】
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九尾狐家妃譚~仔猫の褥~【単行本版】

るびる/鈴木あみ

苦難に負けない八緒が健気

ネタバレ
2022年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他サイトで読んで気になり購入しました。
2人は小さい頃から大切な存在だけど、身分違いで種族違いという障害がとてもそそりました。

ただ色々気になる点も…。とある方の悪事がバレるのが呆気なく感じました。そしてその方が白状するのもあっさりな気が。
舞踏会での焔来の言葉も、もうちょっと何かあるだろ。振り上げたその手は何だよ!!と思ってしまいました。
それに比べて八緒は終始健気で義兄の緑郎はいい奴でした。
最も嫌だったのは当て馬です。出るたびに彼女に向かって呪いの言葉を心で唱えていました。

嫌な部分はあったとはいえ、面白く読めました。
2人の子どもが生まれるまで読むことができるのも良かったです。
次作が出たらまた読みたいです。
こちらはコミカライズ作品なので、次は原作小説を読んでみたいと思います。
全245ページ。
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