望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す《フルカラー》(分冊版)
紡木すあ/古池マヤ
このレビューはネタバレを含みます▼
リデア国の王女「ティナーリア」は、家族から疎まれ使用人以下の扱いを受けて来ました。
そんなティナを、リデア国王は、隣国のバルディン国との戦いで負けた際に、バルディン国皇太子「キースファルト」に人質として嫁がせます。
実は、10年前にも会っていたティナとキースでしたが、キースは全く覚えていず、逆にティナとは「自分には好きな人がいる」と距離を置こうとします。
ティナーリアは、自分の気持ちを伝えた所でキースに迷惑を掛けてしまうと、10年前の事は伝える事はしませんでした。
ただ、10年前のお礼の代わりに「キース様が笑ってくれるのなら、私はなんだって出来る。キース様のお役に立ちたい」とティナは心に決め……。というお話です。
今の所、ティナの味方は侍女のマリアだけ。バルディン国では味方は誰も居ず、意地の悪い人ばかり。
そんな中でも、自分の事より、何よりキースの事を考えるティナ。
こんなにティナは健気で一途で…本当に早くティナの事をキースに気付いて欲しい!
そして最後は絶対に幸せになって貰わないと…つら過ぎて私の精神がやられてしまいます…!笑
絶対に幸せになると信じて…これからも読みますので、
どうか早く私に続きをー!!😄
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