話しの起承転結が上手い！

金持ち相手を引っ掛けて、目的の相手を探している奏。
やっていることはちょっとまずいかな？と思ってしまったんだけど、その目的の相手を探している最中に鷹臣というヤクザを引っ掛けてしまった奏。
言い様に身体を開かれて、関係を持ってしまい鷹臣に気に入られてしまったからさあ大変。
色々なトラブルと、鷹臣とのエッチな事も相まって奏は振り回されています。
とにかく絵が綺麗。エッチの時の描写も結構リアルな感じが凄くよかったです。
奏が意外といい子だった過去が描かれているんですけど、その時亡くなった父親の回想シーンが凄く印象的で泣けました。
お父さんの事凄く好きだったんだね、奏は。
凄く父親思いで、でもある相手に何かされそうな感じが気になっていたんだけど、その時の真相が全て解決?した後にわかって、鷹臣が奏の代わりに相手に復讐してくれて、凄くすっきりしました。
奏はその相手にもいる家族を垣間見て、その相手を解放してくれと鷹臣に告げています。
でも、鷹臣は大事にしていた奏の復讐相手が許せなかった。
父親を思って泣く奏を見て、奏が出来ないならば自分がしてやろうという。
最初はたまたま出会っただけの相手が、いつしかお互いに大事な相手になっていた。
家族がいなかった奏は家族以上に好きな相手を見つけたんですね。
亡くなった父親の分迄幸せになって欲しいですね。