赤髪の白雪姫
」のレビュー

赤髪の白雪姫

あきづき空太

ほんとうに大好きな作品

ネタバレ
2022年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に大好きな作品です。作品の空気感や世界観にとても引き込まれます。物語の進め方はテンポ良く進んでいくのではなく、しっかりと描き込まれている印象です。なので余計に世界観や空気感が引き立つんだろうなと思います。
①白雪が一人間として自立している。
少女漫画でありがちな、男性に守られる少女や、感情の起伏が激しすぎてすぐ泣いたり落ち込んだりする少女、猪突猛進過ぎる少女(そういう子も可愛いですが、いかんせん現実味が無い。)ではなく、落ち込んだり、悲しんだり怒ったりしても、きちんと現状把握をして問題解決に進んでいこうとする彼女がとても憧れです。人間としての自立がすごい。かっこいいです。
②世界観が素敵過ぎる。
本当にこの世界観が好きです。アンティーク調というか少しヨーロッパ風な世界観を感じます。(間違っていたらすみません。)魔法やアンティークが好きな方は必ずハマる世界観です。服装も、飾りや模様がとても素敵で、封蝋や栞、便箋や市場など、RPGの始まりの街的なふんわりとした穏やかな世界観が本当に心に刺さる。独自の文字があるのも最高。
③登場人物が全員魅力的
白雪やゼン、オビなどを始めとした登場人物が本当に素敵。オビは、白雪が好きですが、白雪は主君であるゼンの恋人です。しかし、恋愛感情とか抜きにして白雪のことを純粋に大切な人と思っているのがひしひしと感じます。最高ですそういうの大好物です。
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