王を統べる運命の子
」のレビュー

王を統べる運命の子

樋口美沙緒/麻々原絵里依

主人公が好きになれない

ネタバレ
2022年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1、2巻は合本版を買ったのでこちらには3巻の感想を。
2巻の終わりが衝撃的な終わり方で、勢いで3巻を買って読みましたが完結まで待てばよかったかもしれない。3巻も気になる感じで終わってます。
1、2巻でもそんなに好感を持てなかった受けのリオですが、3巻では更に…でした。境遇が可哀想なのは確かですが、攻めに色々言うくせにそれを肯定されると深く傷ついて根に持ったり…めんどくさい女みたいなところが好きになれない。
アランやユリヤに色々提案されても、ユリヤに心臓を渡すことに執心していたり…意味不明。本人もいらないって言ってるし残り数十日の寿命が倍になるだけだし。
心穏やかに何もせず死ぬことがそんなに嫌ならその辺の村で癒しの力を使いまくって人を救えばいいのに。少なくとも3巻の最後の状態になったのはリオがその場にいたせいじゃ…と思うと余計苛つきそうなので読み返しはしない。
色々書いたけどリオの故郷の話とかは泣きながら読んだしリオ以外のキャラクターは結構好きです。ただメインの視点の主人公か好きじゃないと読むのがキツイのであとはもう最終巻だけ読めばいいかな…。4巻で終わりだといいな。
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