このレビューはネタバレを含みます▼
設定的にTL感あるなと思って読みました。私自身は、少女漫画はあまり読まず、TL派で主人公感情移入型で読むタイプです。それなのに買っていて、現在買い続けることを躊躇しているので、同じような方の参考になればなとレビューを書きます。めちゃくちゃネタバレを書いてしまっていますので、ご注意ください。
結論としては、1章（サクラが主人公のウル編）はTL感あり、現在連載中のハーヴィス編は少女漫画だなと思います。ウル編は、他の方のレビューに書いてあるように、主人公の頭が弱めで、なのに誰からも好かれて、2ページくらいで王女教育受けて王女になってしまい、おまけに国民に慕われまくるという感情移入しづらい展開ですが、日本人であることやイケメンから溺愛、ちょいエッチというところはTL味があります。他の漫画も拝読していますが、作者様は本当にイケメンを描くのがお上手で、話の薄い部分は脳内補完して何とか読みたいと思わせるレベルかと。しかし現在連載中のハーヴィス編で主人公は、隣国の姫となります。サクラより頭は良いですし不遇で可哀想ですが、個人的にビジュ解禁時点からハーヴィスが好きだっただけに、設定柄まったく感情移入できない女の子とデキていた（デキるであろう）展開に「あああ…そうだ少女漫画だった」となり…少女漫画って書いてあるだろうが！というご指摘は最もで、とても自分勝手なのですが、そう思ってしまいました。設定的には現状ウル編より凝っていて良いですが、主人公感情移入型で感情移入できないとギブアップな私は、最推しハーヴィスを見るだけのために続編を買うか非常に悩んでいます。もし私と同じ感覚で楽しむ方がいたら購入の参考になると思い、書かせていただきました。
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