このレビューはネタバレを含みます▼
中学時代の親友同士、疎遠になっていた奏と帰国子女の夏花。中学卒業直前、二人で屋上で星を見ていたら突然夏花にキスされて、「親友だと思っていない」と言われた奏。それから音信不通になった数年後、高校受験を控える中で、夜間部に通う夏花と再会する。奏を避ける夏花になにか事情があるのかと思ってたけど…結局そういうこと?それだけ?最初に明かされたはずのことを、互いに知らない(バレてない)前提でやり直しされた感じ。あの屋上でキスはしないでいたらちょっと違ったかな。奏のメールの件とか、導入はよかったのでもうひと捻り欲しかった!星の話ももっと聞きたかったな。まだまだ奏の気持ちは育ちきってないけど、この先を予感させる終わり方。二人のペースならこれくらいがちょうどいい。