このレビューはネタバレを含みます▼
作家さん買いです。仁嶋先生の作品は絵が綺麗なのはもちろん緻密な設定と情緒が素晴らしく、こちらの作品はまだ1話だけですが、すでに予感がします。事故で亡くなってしまった亮輔が、見知らぬ男子高校生の司に憑いて、幼馴染で時計屋の春哉の元に戻ってくるところから始まります。春哉と亮輔はいわゆる両片想いです。ですが、幽霊の亮輔の姿が見えたり話ができるのは司だけです。司は亮輔の春哉への気持ちを打ち明けられているので、話す時は身体を貸してあげます。亮輔が司の身体を借りて話す時は、見た目は司なのに表情でしっかり亮輔なんです！司の家庭環境が最悪で、春哉が同居を提案して1話は終わっています。1話の終わり方もとてもカッコよかったです。亮輔が春哉を愛しそうに見つめる場面は暖かくもあり切なくもあり。次話が気になって楽しみしかありません。
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