ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―
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ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―

神崎裕也

たっちゃん、イケメン♪

ネタバレ
2022年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 復讐だけに生きた2人の人生に涙涙です。救えるのは、最後にやっぱり二人は生きているんじゃないかと暗示されることと、要所要所に挟まれる笑えるギャグでしょうか。あと蝶野さんと日比野美月が死なずに済んだのもほっとしました。主要登場人物を物語の途中で躊躇なく殺しちゃうのも神崎先生ならですね。で、主人公の指が最後にふっとばされたりするグロも次作の『チェンジザワールド』に共通します。もっとも後者の最後のほうがグロかったですが。そういうグロは好きでないのですが、両作ともハラハラしながらついつい最後まで読んでしまいました。できれば主人公が警察官の職を全うできてグロがない、神崎先生のサスペンスが読みたいですが、それだと先生の作品ならでの魅力が半減してしまうでしょうかね。
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