悪徳女王の心得
澪亜(カドカワBOOKS)/エトオミユキ/双葉はづき
このレビューはネタバレを含みます▼
女王が両親を殺され、その犯人を捜しながら腐っている5大貴族主導の政治を改革する話(だと思う)。もっと恋愛要素があるかと思ったらヒーローはずっと眠ったまま何もしない(笑)。ヒロインはとにかく強いので、ハラハラしたりドキドキしたりする必要もなかった。話はきちんとまとまっているけれど、どうしても『面白く』なかった。きっと私の好みじゃないんだろうな。最初からあるストーリーをなぞっている感じがして、ヒロインも苦しんでいる筈なのに、共感できずに静観してしまう。やっぱり、ヒーローがヒロインを助けないとつまらない。ここまで存在感のない(じっさいに物語に出てこない)ヒーローは初めてじゃないかな。私はあんまりおもしろくなかったなー。レンタルがあればそれで読んだのにな。ちょっとお金がもったいなかったかな。
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