1人と一人の3650日 【電子限定特典付き】
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1人と一人の3650日 【電子限定特典付き】

hitomi

10年~また1から始める~

ネタバレ
2022年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校卒業の時、牧が告白してくれたのに対し、自分も好きだった勝己くんは、好きだったのにも関わらず、周りの目、将来を気にして突き放す言葉を最後に放った。10年後、偶然にも二人は再会するも、牧はパートナーは作らない主義。勝己くんは好きな人を傷つけたことをずっと後悔していて、荒いセッ〇スと暴力に浸っていた(もはや自虐行為)。理由は、傷ついた自分を見ると赦された気がしたから。ここがもう痛くて、悲しすぎる。人目を気にしてたはずなのに体や顔に傷を作り、人当たりがいい面影は消え暗くなっていたところが見てられない。けど、牧はしっかり踏み込み、理由を知り、罰を与えるなら俺がと申し出る。けど1度も傷つける行為をしない。ただ2週間に1度勝己くんからの連絡でセッ〇スする。そして牧はしっかり行動に出て少しずつ歩み始める。ここの行動力はほんとに有難い。その後、以前勝己が自虐行為してた時の男に突然襲われ、やっと、それが嫌だと、牧以外嫌だと感じることが出来き、牧が駆け付けて、もう10年経ったよと、また1から始めようよと(号泣)からの、勝己の願いは、赦されたい。牧はなんの迷いもなく、2度も恋した相手をしっかり許し、ハピエン。それからの勝己くんが、笑顔が増えたり、可愛かったり。その後、卒業と同じ桜舞う中、勝己くんは告白。綺麗でした。なんと言っても牧の包容力は凄いですね。もし、許す許されないがあるのならば、それはお互いが幸せになることでゆるされるのでしょうね。
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