このレビューはネタバレを含みます▼
忘れられない想いを抱える大学生・亮介×突然姿を消した同級生・悠。中学時代、告白してきたのに返事を求めず、そのまま姿を消した友人・悠を忘れられずにいる亮介。上京して偶然の再会を果たすも、知らない男のヒモとして暮らしている悠に拒絶されてしまう。悠の生い立ちが辛くて重い…。母親も可哀想だけど、悠にはなんの責任もないのに。亮介のまっすぐさ、真っ当さが眩しく、手を取りたくても出来ない悠の呪縛が辛かった。悠の飼い主・本條や友人の女の子など、本来憎まれ役になりそうな人達が背中を押してくれる存在だったのもよかった。二人で前を向いて幸せになって欲しい。本條の過去が気になるけど、こちらもかなり重いようなのでスピンは難しいかな。