好きで、好きで
」のレビュー

好きで、好きで

安西リカ/木下けい子

好きで、好きで、深い。

ネタバレ
2022年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読了。感じたのは満足感でした。そしてタイトルの「好きで、好きで」が深いなぁと。ずっと穂木は自分の方が好きな気持ちが大きくて、どこかで志方は自分のために付き合ってくれているんだと思っていて。だからずっと申し訳ないなぁという気持ちが根底にあって。でも2巻最後まで読むと実は志方も相当の気持ちを持っている事が分かって、穂木良かったね!!と心がお祭り騒ぎでした。表情が3種類しかない、言葉も態度も最低限、だけど心の中はそれには比例しないんですよね。表に出ない分、広く深い愛情なのかなと。まだまだ続きを読みたいと思える作品でした。
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