ネオンサイン・アンバー
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ネオンサイン・アンバー

おげれつたなか

切なくて温かい

ネタバレ
2022年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様の作品はいつも何度読み返してグッとくるものが多く葛藤や後悔それでも惹かれる想い、色々なものがどっと押し寄せ切なく涙した分最後の2人の笑顔にじわっと温まる、今回もとても深い作品でした。辛い過去を封印するため、カモフラージュで女性を取っ替え引っ替えするゲイのサキと表情に出ずらく誤解を受けて振られてばかりのノンケのユースケ。自分の表情に気づいてくれたサキの事が気になり、でも心とはうらはらにいざ行為に及ぼうとしたら体が反応しない。やっぱりかと再び傷つきそれでも少し先に進めて嬉しいと笑うサキと、サキを傷つけたことに後悔しそれでもサキが消えないユースケの悩み葛藤する姿に号泣。それでもサキを傷つけたクズ先輩の登場で前に進めました。最後のサキを店に迎えた表情筋死んでないユースケの笑顔で胸がいっぱいになりました。そしてアフターストーリーでようやく繋がれた二人に本当に温かいものを感じました。
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