磨きの掛かった迫力、もはや単体で総合芸術

鬼才と名高い中山先生の最新作。となりのヤングジャンプで最新話が読めます。
自○はフォビアという悪魔に憑かれることによって引き起こされる世界で、フォビアを倒して自○者を救うために魔法少女になった女の子の話。連載開始時は、このコンプラの時代に不謹慎と叩かれそうなテーマで大丈夫かと心配になったが、杞憂でした。
相変わらず大ゴマの使い方が圧倒的に上手くて、迫力がすごいです。特にフォビア討伐の必殺技に向けた流れが毎回テンションぶち上げで、マンガなのにエモい音楽とアニメーションも付いた総合芸術を見ているかのような感覚に陥ります。
可愛い女の子+クッシャクシャの泣き顔+大ゴマの暴力的説得力のせいか、読んでると毎回情緒がバグって鳥肌立つわ涙腺崩壊するわで大変。続刊楽しみにしてます。