ここはグリーン・ウッド
」のレビュー

ここはグリーン・ウッド

那州雪絵

後半に向かって↑👍

2011年5月10日
沢山の漫画や小説で免疫がついてたのに、何が嫌だったんだろう…?と考えつつ再読して、改めてレビューします。

連載当時は、心底嫌いな作品でした。白泉社では成田先生や故・和田先生が好きだった自分には中途半端な話に感じたのか?と思いましたが…

やおいそのものではないけれど、やおいっぽい。悩み多き青春モノっぽいけど、ちょっと違う。軽いノリかと思えば急に重くなる。

等の落差が、メリーゴーラウンドとジェットコースターとバイキングと観覧車をちゃんぽんにした乗り物に一斉に振り回されてる感じに思えたのかな。けれど、その微妙なバランス感覚がこの作品の持ち味なんだろうな、と思う次第です。
我ながら堅いなぁ😁

年を重ねた今読んだら、スカちゃんの素朴さというかいじられキャラが、この作品全体の危うい様な儚い様な曖昧な雰囲気を作ってるのかなと、勝手に納得してます。各キャラの魅力も実感できるし。

ともあれ、進級してからはテンポが良くなり、スカちゃんが最後には報われて良かった😃でも、やっぱり冗長に過ぎると思うから☀3で。
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