このレビューはネタバレを含みます▼
2人とも両思いだったんじゃないかな、少なくとも高校進学時は。それなのに徹大が知里の手を離したのは、知里がもっと高い目標に向かって羽ばたけるため、高校進学の時みたいに知里が徹大のために(と思われる)目標を低くしないため?泣ける〜、この大きな愛!!徹大がこの想いを昇華させて別の人と幸せになった話も読んでみたいです。でも幼馴染とこんなに繋がりが強いと(でも知里はお色直しでけじめをつけましたね)、配偶者が嫉妬心が強い場合、結婚生活が大変になりそう。私にはそんな幼馴染がいないし、男性の友人は全員夫と共通の友人なので、男女関係なしの異性の友人関係ってあまり理解できませんが、その後の話も読んでみたくなりました。・・・と書いたんですが、予想もしてなかった2巻が出て高校生の時の2人の絆について知ることができました。嬉しいと言えば嬉しいんですが、1巻だけのほうがよかったかな。2巻を読むと、どうして知里が徹大の手を離したのかますますわからなくなったから。【3、4巻を読んで】2巻までだったら1巻だけでよかったと思ったんですが、3、4巻(特に4巻)が出てよかったです。3巻で徹大に恋の予感かな?彼の鈍感なところがまた尊い…4巻で知里が旦那さんを好きになった経緯がわかりました。なるほど、これなら幼馴染じゃなくて彼を選ぶよねと納得です。でも知里がお父さんとそんなにあっさり和解ができたのがちょっと理解できませんでした。