暴君竜を飼いならせ番外編
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暴君竜を飼いならせ番外編

犬飼のの/笠井あゆみ

子どもたちがまだ生まれる前の短編集

ネタバレ
2022年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 懐かしい。
最初の頃の二人の関係…
アレで起こさせてたんですね。。
って。

なかなか電子で見つけられなかった読みたかった番外編も入ってました!

蛟の話は…
正直複雑です。
主人公が好きだったけど報われなかった魅力的な当て馬に、ずっと主人公を好きでいて欲しい!ってタイプではないんですが。。
なんだか蛟に関しては、始まりは贖罪の意味もありまぁわかるのですが、いちおう肉食としてはどうなんでしょ?と思わなくもなく。
攻・受ポジの問題だけでもなく、なんか、なんで?つきあうになったの?というか。
でもずっと孤独だった蛟にとって自分だけに真っ直ぐな愛情を向けてくれる相手は望んでいたわけで…
絆されるというか、乾いた心に染み渡るのも分かります。
また、いろいろな進化・環境変化から種を残したい!という欲も弱まっている部分もあるのかな、と。
登場したときから蛟ってあんまり肉食感強くないのよね。キャラクター的に。

単純な恋愛ではないのかもしれないけど、森脇くんにグイグイ引っ張ってもらってもいいのかなぁ。
リバも見てみたいけど、森脇くんも鍛えてるとはいえ普通の人間だからケガしちゃうかな。

私は妹目線のエピソードがほっこりして好きでした。
いい子ですよね。澪ちゃん。

あとゲートボールは笑えます。
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