このレビューはネタバレを含みます▼
「妾の子」と、冷たい世間の風に晒され、己の才覚で成り上がってきた寛志さんと、真っ直ぐ物事を見られて美人さんなのに背中の痣に苦しめられてきた千春さんの焦ったいラブストーリー。寛志さんのハートを鷲掴みにしながらも、ゆっくりゆっくり本当の夫婦へと一歩ずつ歩みを進める千春さん。もちろん、2人のキュンとするお話であるのは間違いない。でも、4巻を読んでしまったら、もはや、2人のラブストーリーに留まらない梅さんも巻き込んだ大きな家族愛のお話!と、号泣し、次巻が待ち遠しくなるお話です!