馬を並べる関係1

シリーズ1作目。(2作目は「恋人たちは草原を駆ける夢をみる」 )。中央アジアのイメージ。族長の末っ子セルーンは敵国の人質・ソリルと仲良くなりますが、ある日ソリルは脱走。そして今度はセルーン側が負け、人質としてセルーンが選ばれます。
征服者としてセルーンを手荒に抱くソリル。連れて行かれた先は王の側室が集まる幕屋。そこでじっとしているのではなく行動に出てソリルの側で働くセルーン。強いのか弱いのか健気なのか。
側近のザーダルには憎悪軽蔑され、人を信用できないソリルには苛立ちをぶつけられながらも耐え忍び、おまけにいくつもの戦が起こり波乱万丈。
長過ぎるすれ違いの末、ようやく過去の思い出と現在が繋がりました。長い！色々誤解があった訳ですが、ソリルの態度や行動には納得できずモヤモヤ。最後の最後にようやくラブラブ。イラストがイマイチ。