アンシェーゼ皇家物語
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アンシェーゼ皇家物語

タイガーアイ/Ciel

漫画仮初寵姫の〜読みラノベ購入!感謝。

ネタバレ
2022年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 環先生のコミカライズを読んでハマり、原作販売中止?とがっかりしたものの、レビューでこちらの1巻が本編に沿っていると知り即購入、あっという間に読破してしまいした。今多幸感に浸っています。レビュー様様です!
王道とは言え、ヴィア姉弟も皇太子もその周辺の従者の人たちも賢くて好感が持て、よく纏まったお話だと思います。
弟や愛する人のため自分の力で切り開いていく主人公の逞しさと賢さに魅力を感じます。
1、2巻とも出会いと恋に至るまでが短いのですが、ちゃんと恋に落ちた理由も描かれているので良かったです。
特に2巻、スピンオフ?楽しくて!王弟セルティスの恋物語。王弟君は1巻からとても良いキャラで、成長した姿が見たい。姉そっくりの外見と中身で王となった兄を支える天才君最高。見てみたい!と思っていたので、嬉しかったです。あっという間に読みました。時間軸が前後しますが、1巻での裏話やケイン、セルティスサイド視点での権力闘争劇などわかりやすく書かれてました。
シアの元婚約者はゲスとしか言いようがありませんでしたが、その後の物語の流れは流石。というか、軍用の乾パン改革者って凄い。力技ですが凄い伏線でした。
皇后となったヴィアも流石です。その後の2人も、その後の幸せな結末も描かれ幸せでした。
しかし、この中で誰に嫁ぎたいかと言われたら。文句なくセルティスの参謀兼親友ケインに嫁入りしたいです。性格良くて有能、そしてちゃめっ気があり優しい。ヤンチャ上等の父といい、家訓といい。この家に嫁ぎたい。絶対楽しい。ケインに嫁いでシアにお義姉様と言われ、王夫妻子供達と王弟セルティスを眺めてたいです。ケイン視点のお話凄く面白かったです。楽しかった!スピンオフや続きが出たらまた読みたいなー。
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